2019年2月7日、Steamで無料FPS「War Rock」(ウォーロック)の配信が始まった。
War Rockは、2007年に日本国内で提供が開始された韓国発の基本プレイ無料オンラインFPS。「ローリング」などの独自アクションを利用した近接戦闘や、戦車や戦闘機が登場する兵器戦が遊べる特長があった。日本国内では、2017年4月にサービスの提供を終了。その後は非公式でプレイする手段も存在したが、ついに公式で遊べる機会がやってきた。
というわけで、War Rock(以下、WR)を久しぶりに遊んでみた。
Steam版「War Rock」を遊ぶには?
Steam版WRを遊ぶには、PapayaPlayのアカウントが必要だ。SteamでWRをインストールし、起動後、SteamオーバレイでPapayaPlayへのアカウント登録を行う。そこでアカウント名などを入力する際は、英字キーボード扱いとなるので、入力に注意が必要だ。
もし、日本語キーボードで通常通り入力したい場合は、ウィンドウに出てくるURLをブラウザで開き直せば、通常通りの入力でアカウントを登録できる。URLを表示させるには別途Steamの設定が必要だ。アカウントを登録すると、WRをプレイできる。なお、ゲーム起動後は解像度、音量を調整した方がよいだろう。
Steam版「War Rock」を遊んでみた
アカウント登録後、ゲーム内ネームを入力してサーバに入ると、ストアで武器の購入を求められる(チュートリアルの一環?)。初期で130000ディナー所持しているので適当な武器を購入すれば、部屋に参加できるようになる。
現在はCQCモード、バトルロイヤルモード、PvEモードが選択できる。現状どのモードでも人が居る。実際に歩兵戦で数戦遊んでみたが、面白いものの、当時のラグはそのまま残っているようだった。またフレンドの情報では、大規模MAPではラグの影響がひどく、スティンガーの弾が見えず避けられないときもあったという。
ビッグヘッドモードで角待ち4Killした #WarRock pic.twitter.com/6V83oSN5Mi
— まるほい (@maruhoi1) 2019年2月7日
さて、ゲームを数戦遊んで気付いたのだが、日本国内でサービスが展開されていたときにあった「リロードバグ」(弾切れ武器を切り替えるとリロードが終わっているバグ)は修正されているようだ。また、遊んでいる人たちは、「初心者」というより当時遊んでいたガチ勢が中心となっている。初めて遊ぶ場合には、上級者との戦いを余儀なくされるだろう。
既にグループで集まって遊んでいるユーザーも居るようで、日本エンブレムにしているユーザーが多かった。また「Japan」という部屋が立てられているほどには日本から遊んでいる人も多いようだ。初日なので今後どうなるかは分からないが、今後1カ月程度は「懐かしさ」で遊ぶユーザーが増えそうだ。ゲームのアップデートにも注目していきたい。