Steamには、購入したゲームをSteamウォレットに返金する機能があります。Steamから返金される条件は、公式サイトによると2つあります(記事下部で返金リクエストを送信する方法について紹介します)。
- Steamストアで2週間以内に購入され、使用時間が2時間未満のゲーム或いはソフトウェアアプリケーションに対して返金を行います
- 返金期間内で、ゲームの場合にはプレイ時間が2時間未満であれば、理由は問わず、help.steampowered.comから受けたリクエストに対してValveは返金を行います
以前、筆者はこの返金条件を無視し、3カ月以上前に購入したゲームを返金要求しました。その時、その申請は通り返金されました。
その後、同様に購入から2カ月が経過しているゲームを返金できないか試したのですが、返金リクエストを拒否されてしまいました。

低設定でも動かなかったARK Survival Evolvedを希望したんですけど残念
当たり前ではありますが、この返金条件は厳守されているようです。とはいえ条件を無視した返金も行ってもらえました。ということは、個々の事情を鑑みて返金リクエストを受諾している例がありそうです。
もし、「条件無視してるけど理由説明したら返金リクエスト通って返金されたよ」という方がいたら、コメントをしてください。コメントと、その条件でも通った理由の推測さえあれば「これってSteamで返金してもらえるのかな?」と思っている人の参考になるかもしれません。
返金方法について
2019年8月15日現在のSteamでの返金リクエストの送信方法を紹介します。
Steamサポートにアクセスする
Steamのサポートページにアクセスしてログインします。
返金したいゲームを選択する
以下のような画面が表示されたら、「ゲーム、ソフトウェア等。」を選択します。
返金を受けたいゲームを選択します。今回はACE COMBAT 7にします。
「ゲームプレイあるいは技術的な問題」か「思っていたのと違いました」を選択します。
返金を受けたい旨を説明する
「ゲームプレイあるいは技術的な問題」を選択した場合は、どのような問題が発生したのかを選択します。どの項目でも最後に「返金を受けたいです」とあるので、それを選択します。
返金リクエストを送信する
この時点で、返金の条件に合うか、自動的にチェックされます。今回のACE COMBAT 7の場合、購入が2018年9月21日(約11カ月前)で、プレイ時間は44時間となっているため、返金対象になりません。ゲームタイトルの横にバツ印が付いています。
ページ下部に遷移すると、改めて返金リクエストをする理由と注記を記入する欄があります。
理由として選択できる項目は以下の通りです。
- ゲームの内容がトレーラーやスクリーンショットと違います
- ゲームの難易度が高すぎます
- 頻繁にクラッシュします
- 間違えて購入しました
- ファミリーシェアリングの問題
- 面白くない
- 起動しません
- 自分のコンピュータが最低要件を満たしていません
- フレームレートが低すぎます
- マルチプレイヤーが遊べません
- どれにも該当しない問題
- ゲームが正常に動きません
最後に注記の部分に返金リクエストをする理由を書いて、リクエストを送信します。
先述した返金条件を満たしていれば、リクエスト提出後、7日間以内に返金が実施されます。返金条件を満たしていないリクエストについてはスタッフがその理由を確認して判断するということになっています。
終わりに
返金リクエストが通るか通らないかはSteamを運営するValve側次第です。
ただし、だからといって何でもかんでも返金リクエストするのは好ましくありません。公式サイトの説明にも以下のような文言が書かれています。
返金は、Steamでのご購入からリスクを取り除く為に設計されており、ゲームを無料で試すためのシステムではありません。返金システムを濫用していると弊社が判断した場合、 返金リクエストにお応えできない場合があります。セール前に購入された製品を返金し、直後にセール価格で再度購入することを濫用とはみなしません。