4000億を超える星系が登場する天の川銀河を舞台にしたElite:Dangerousは、誰も発見していない未知の惑星を探す探検家や、ステーションの貿易商、紛争地帯の傭兵、旅客を運ぶ観光業など様々なプレイスタイルが存在します。
そのなかでも、探索プレイや貿易プレイに便利なツールであるElite:Dangerous Market Connector(EDMC)を紹介します。
EDMCの特徴
本ツールは以下の様な特徴があります。
- ステーションで売られている商品価格をElite:Dangerous Data Networkに自動送信
- ステーションの商品価格をファイルにエクスポートし、取引ツールなどで利用可能
- 利用している艦船データをファイルにエクスポートし、装備比較サイトなどで利用可能
- 利用している艦船のフライトログをElite:Dangerous Star Mapに自動送信
Elite:Dangerousをプレイする前に起動しておくだけで、ステーションに着陸したり、星系にジャンプしたりするときにエクスポート・送信される仕組みになっています。
Elite:Dangerous Data Networkについて
有志が提供する外部ツール・サービス用に共通フォーマットでゲームデータをまとめているデータベースです。eddbや当ブログでも紹介したelite trade netはこのデータベースを活用しています。
EDDNの状況や、どういったツールから情報が提供されているか知りたい方はこちらから見ることもできます。ちなみに、今回紹介しているEDMCからの情報提供が一番多いです。
Elite:Dangerous Star Mapについて
元々は星系の座標を計算するためのコミュニティサイトで、現在ではフライトログを3Dマップで可視化させたり、自分のランクをWebから確認出来るサービスとして利用されています。
最近だと、ユーザーのフライトログデータをまとめた興味深い動画も公開されたりしてます。
ゲーム内には今のところ艦船の航路を表示する機能が無いので、自分の航路を眺めてみたいなという人はEDSMへの登録もオススメします。
EDMCの導入方法
EDMCはGitHubで公開されています。以下のリンクにアクセスし、Windowsの方はmsiファイルを、Macの方はzipファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたインストーラーを起動してインストールが終わったら、起動させてセットアップをおこないます。
最初に、ユーザーの情報をツール側に送信するため、Elite:Dangerousを購入したFrontierアカウントのユーザー名とパスワードを入力し、ログインします。Frontierから電子メールで認証コードが届くので、それをツール側に入力すれば導入は完了です。
あとは、ファイル→設定→表示でツールの見た目を弄ったり、言語を日本語にしたり、他サービスとの連携させたり、エクスポートするデータを選択しておき、ゲームを起動していつも通り遊べばOKです。一応、EDSMと連携させる方法について書いておきます。
EDSMと連携してサイト上で航路を表示させる(オプション)
はじめに、EDSMで会員登録をします。
会員登録を済ませたら、設定ページにあるAPIにアクセスし(こちら)、Commander NameとAPI Keyをコピーして、EDMCのファイル→設定→EDSMで情報を入力します。
これでOKです。ツールを起動させたまま何時間か遊んで、EDSMのマイページで航路が記録されていれば完了です。
おわりに
というわけで長くなりましたが、EDMCの紹介でした。参考になれば幸いです。自分が探検してきた航路を確認するためだったり、他の貿易商を手助けするつもりで導入しておいて損の無いツールだと思います。特に、EDMC+EDSMの組み合わせは現状必須な気がします。マルチクルーのアップデートで新規参入する方も居るでしょうし、ゲームを購入した時点で導入しておくことをオススメしたいですね!