Steamストアページが改善、低評価レビュー対策にヒストグラム採用

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PCゲームの販売プラットフォームとしてお馴染みのSteamですが、様々な問題に対応するようにアップデートがおこなわれています。今日も、ストアページを眺めていたら気付いたのですが、製品ページの右上に表示されるレビューの評価状況とリリース日の下に「開発元」と「パブリッシャー」が明記されるようになっていました(上画像参照)。

8月27日時点のPUBGのストアページ この時点では明記されていませんでした

今までは、言語の対応状況の下側(画面スクロールが必要)に開発元とパブリッシャーが明記されており、そこから開発元やパブリッシャーがリリースしているゲームが確認出来る様になっていたのですが、アクセスしたらひと目で分かる様になるというのは良いアップデートだと思います。これは筆者の推測だと、Asset Flipゲームを出してくるデベロッパー対策ではないかと思います。

先日、Steam Blogで発表されたSteam Greenlightに置き換わる新しい枠組みの「Steam Direct」ですが、Redd...

そして、タイトルに書いたのが、先日追加されたレビュー数をヒストグラムで可視化している機能です。これはいわゆる「Review bombing(不特定多数による低評価レビューの連投行為)」によるレビュー評価を落とす行為に対する対策の一環で追加されました。

このグラフがある事によって、発売から現在までのレビュー評価の傾向と、低評価レビューの原因の確認が簡単に出来るようになります。ゲームとは関係のないレビューによって「賛否両論」になっていたとしても、「外的要因による低評価だから意味の無いレビューだ」と閲覧者が分かれば、影響しづらくなるという訳です。実際に使ってみました。

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例1)「PAYDAY 2」の評価傾向。「非常に好評」ではあるものの、1万件ものネガティブレビューが投稿されていた時期があるのが分かった

PAYDAY 2のレビュー傾向ですが、2015年に1万件もの低評価が付けられている時期があります。実際に1万件のグラフ部分をクリックしてみると、レビュー一覧がその時期でフィルターをかけた上で表示されます。

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マイクロトランザクション実装によるコミュニティの反発について言及しているレビューが一番上に表示されていて、多くの低評価レビューが投稿された原因が掴めた

この時期のPAYDAY 2に対する低評価のレビュー内容からは、マイクロトランザクション(少額課金要素)や、コミュニティの反発が理由になっているという事が伺えました。

このように、レビューの投稿時期や言語で様々なフィルターをかける事が可能になっていて、時間をかければ国別にどういう反応があるのかだとか、好評にしている人たちは何を書いているのかといった事も、ひと目で分かるようになったというわけです。

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例2)「Firewatch」の評価傾向。短期間に多くのネガティブレビューが投稿された事が通知されている理由を、「View Only」をクリックすることで確認することが可能となっている。

こちらは、「Firewatch」のレビュー傾向。あまりレビュー自体も投稿されていなかったものの、最近になっていきなり「賛否両論」に。グラフ上にもそれを伝える通知があり、「View Only」で問題の期間でフィルターしたレビューに飛ぶと原因が掴めるというわけです。

「SteamSpy」をはじめとする外部サイトからでしか見ることが出来なかったレビュー数の傾向だったわけですが、公式で追加された機能なのでデータも“正確なはず”ですし、いったりきたりする必要がなくなったわけです(※SteamSpyはAPIの関係で取ってきているデータが少なかった様な気がします)。

過去のネガティブレビューの多さは何が原因だったのか、過去に起きた問題でレビューはどう変化したのか、そういった事がひと目で分かるようなアップデートでした。皆さんも気になるゲームタイトルで試してみてはいかがでしょうか。

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