先日、PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDSが2000万本の売り上げを記録した事が、開発者のTwitter上で公表されました。早期アクセスゲームであるにも関わらず半年でこのリリース本数を考えると、驚異的といわざるを得ない所です。ちなみに、Minecraftの場合、1.0の公開が2011年、2000万本の売り上げにはそこから4年掛かっています…。
.@PUBATTLEGROUNDS reached an amazing milestone this weekend, passing 20 million copies sold!
I know a lot of you are frustrated by issues w/ the game but the team is working hard to deliver a truly great Battle Royale expierence for everyone. Bear with us, change is coming!
— PLAYERUNKNOWN (@PLAYERUNKNOWN) 2017年11月7日
さて、そんな誰でも知っている様なタイトルの仲間入りとなったPUBGですが、この知名度を悪用したゲームが発売予定です。タイトルは「PLAYERUNKN4WN: Zombie」。
「アイテムを探し、運転し、クラフトし、家を立てる」というゲーム内容が紹介がされています。しかしこれは、素材の使い回しでゲームをSteam上で販売する商法の1つです。海外では、Asset flipゲームと呼ばれています。
過去に書いた上の記事では、別のゲームを問題として取り上げましたが、このゲームも、その別のゲームと同様に、Unityのアセットストアで公開されている「UnitZ」というサバイバルゲーム用のスターターキットセット(スクリプトやモデルのセット)をそのまま利用しています。
以下の動画はそのスターターキットの紹介動画ですが、殆ど同じにしか見えません。また、過去にも同様の使い回しで問題となったタイトルと比べてもほとんど変わってないのが明らかです。
Steamでのゲームリリースでは、ゲーム説明文などを書いた後、Valve側から指摘されて修正していくというのが流れとしてあるのが、日本の開発者の方からの紹介で分かっているのですが、このチェックでは弾かれないのでしょうか。
Steamで同人ゲームをリリースする ~パブリッシャーになって検証してみた~ (Slideshare)
Valveのチェック体制に問題ありそうな点についてはさておき、このゲームは、PUBGとは関係無いので注意しようねという話でした。ちなみに、ゲームのコミュニティでは既に報告したといった投稿や気持ち悪い商法だという指摘がされているので、発売前に削除されるかもしれません。