2022年2月22日~3月1日(日本時間)で開催中の「Steam Next Fest」で発見した、AIの中からプレイヤーを探して倒すパーティーゲーム「Is it You」が面白かったので紹介します。2022年6月のリリースが予定されており、現在公開されている体験版は最大10人で遊ぶことができます(非公開ルームを作成して友達同士で楽しむこともできます)。
is it You?の遊び方
現在、以下の2種類のモードが実装されています。
人間探し(個人戦)
AIのキャラクターがランダムで移動しているMAP内で、他のプレイヤーを探して倒すモードです。プレイ時間は3分間で、勝利条件は最後の1人になること。他のプレイヤーを見つけたらドロップキックすると倒すことができます。
ただし、誰かに見られている状態で走ったりドロップキックしたりするとプレイヤーだとバレてしまうので注意が必要です。またプレイヤーではなくAIにドロップキックするとAIがプレイヤーに怒り、プレイヤーが平謝りするアクションも起きます。
AIキャラクターにはない動きやアクションをしているプレイヤーを探して倒し、勝利を目指していくという流れになります。なお、初めて遊んだときはこんな感じになりました。
ケイドロ(チーム戦)
AIのキャラクターがランダムで移動しているMAP内で、ドロボーと警察に分かれて戦うモードです。ドロボーと警察はランダムで決まります。プレイ人数が7人の場合はドロボー5、警察2、9人の場合はドロボー6、警察3と分かれて戦います。
ドロボー側の勝利条件はAIキャラクターの中に潜みつつ決められた数の宝石を手に入れることです。宝石を手に入れようとするとプレイヤーにしかできないアイテムを取るアクションが発生します。ドロボー側は警察に見られていない内に宝石を入手する必要があるというわけです(このゲームは3人称視点なので、MAPの構造と3人称視点のメリットを把握できている場合、警察側が若干有利となります)。
また警察側にドロップキックされたドロボーを他のドロボーが助けることもできます。ただしドロボーを助けている間は視点を変えられず、近付いてくる警察に気が付けないデメリットもあります。
警察側はAIキャラクターの中に潜んでいるプレイヤーを見つけ出し、ドロップキックでドロボー全員を倒すか、終了時間まで宝石を守りきれば勝利となります。AIをドロップキックすると謝罪によるタイムロスが発生するため、誰をドロップキックするか慎重になる必要もあるでしょう。
AIの動きを完コピできるかが勝負のカギ 観戦画面も楽しい!
家具や物品などに隠れるProp Hunt系ゲームと違い、AIの動きをコピーして人間っぽさをいかに減らすかが勝負のカギとなります。あくまでもパーティーゲームなので、気軽に楽しんでもOKなのがポイント。倒された後はプレイヤー名が表示される観戦画面に移動するため、AIに扮するプレイヤー同士が同じ場所で重なったり行ったり来たりしているところを眺めたり、会話ありで友人と遊ぶならなガヤを入れたりできるのでさらに楽しめました。
現時点でどちらも1MAPしか選べませんが、正式版では複数のMAPが選べるようになっているかもしれません。発売が楽しみですね!