Twitterクライアントといえば、公式のTwitter Web Clientや、マルチカラムレイアウトのTweetDeckをはじめ、PC以外にもモバイルで様々なクライアントがあるわけですが、Chrome拡張機能でTwitterを気軽に利用でき、タイムラインの表示場所やリプライの一覧表示を好きな場所に表示させることができる「KuroTwi」を紹介します。
KuroTwiの特徴
- ユーザーストリーム(リアルタイムにツイートが流れる)
- 複数アカウント
- リツイート・お気に入り・フォロー・DMの通知
- RSS登録
- ツイートの下書き保存
- ハッシュタグ保存
- 英→日・日→英翻訳
- ツイ消しコレクション
- タイムライン流速表示
- ツールバーへのユーザー登録
- ワード・ユーザー・クライアントごとの非表示設定
- ln.isリンクの警告表示
などがあります。設定ではフォントや表示サイズなど、細かく設定する事も可能になっています。
Kurotwiの導入方法
利用してみたいという方は、Chrome ウェブストアから導入していきます。
また、Chromeの拡張機能という事で、ベースがChromiumになっているVivaldiや他ブラウザでも動作する様です(自分の環境では未確認です)。
Kurotwiの設定項目について
Kutotwiで用意されている設定項目ですが、外部からだと分かりにくいかと思ったのでどういった設定があるのか載せておきます。「試してみたいなぁ」と思ったらぜひ導入してみてください。
全般設定
全般設定ではフォントサイズやフォント名、クライアントの背景色を設定する事が出来ます。
デスクトップ通知設定
デスクトップ通知設定では通知の表示時間から音量、通知する内容を細かく設定することが出来ます。RTやふぁぼがゲーム中に鬱陶しい事があったので、音量を0にして、デスクトップ通知履歴を確認する様にしています。
ツイート設定
ツイート設定です。Twitterの仕様が変わったので、先頭にピリオドを付けなくても良い気がする。
タイムライン設定
タイムライン設定です。誤ってRTしないための確認設定などを1クリックで設定出来る様になっています。分かりやすくてカスタマイズしやすいんじゃないかなと。
KuroTwiの他の機能について
ツイ消しコレクション
Twitterでのつぶやきは削除することが出来ますが、KuroTwiで表示させていたパネルに表示されていたツイートが消えた場合、灰色表示に変わります。元のツイートのURLは404になりますが、KuroTwi上では消えた事にはなりません。
そして、灰色表示になっているツイートをクリックする事でコレクションする事が可能になっています。今回のツイートの削除には気づくのが遅れましたが、削除からクリックまでの時間も計測される様になっています。
レア度や経験値システムについては公式マニュアルが参考になります。
RSSリーダー
KuroTwiは、Twitterクライアントしてではなく、RSSリーダーとして運用する事も可能です。RSSパネルを開いてRSSを1つ作成し、RSSのURLを登録します。
この状態で適用ボタンを押すと、以下の様にこのブログのフィードパネルがKuroTwi内に表示される様になります。
というわけで、複数のフィード分のRSSを用意させて、後は好きな形にパネルを配置すれば、Twitterクライアントとしても、RSSリーダークライアントとしても利用する事が出来ます。
ln.isリンクの警告表示
「ln.is」については、まあほとんどスパムといって差し支えないアプリなのですが、引っかかっている人をたまに見ます。
KuroTwiでは間違えてクリックする事の無いように警告表示+リンク解除される仕組みになっています。
最後に
というわけで、Chrome拡張機能で利用出来るTwitterクライアントのKuroTwiの紹介でした。公式以外のTwitterクライアントは使った事が無いという方も、ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。
試した感想とか、要望とかは「#kurotwi」で呟くと作者さんが反応してくれる事もあります。
ちなみに、KuroTwiのソースコードはGitHubで公開されています。コードに興味のある方は覗いてみてはいかがでしょうか。