タスクバーに表示される様々なソフトウェアの通知アイコンを消す…ブラウザで様々なサービスのページを開いてログインして連絡を確認する…こういった面倒さから解放してくれるのがチャット・メッセージやメールを一元管理で見られる様に出来る『Rambox』です。
Windows/Mac/Linuxに対応していて他端末との同期機能や起動時のロック機能も備えています。
RamboxはElectron製で、自分の利用しているサービスをタブで追加していってタブごとに表示するというアプリです。色々なサービスのアカウントは持っているけどソフト毎にいちいち起動して確認するのはしんどいという人も、1度登録しておけばRamboxを開いてタブを確認するだけでOK。
同じサービスを複数追加する事も出来るので、複数のGmailを持っている人が複数タブでアカウントごとのメールを確認したり、Slackのチームをどんどん追加してチーム毎のチャットをすぐ確認といった事が出来る様になるわけです。
2016年10月現在では72種類のサービスに対応しているという事で、Ramboxで多くのサービスのメッセージを確認出来る様になります。
72種類から国内でも使われていそうなツールを列挙してみるとこんな感じに。
- slack
- messenger
- skype
- hangouts
- hipchat
- telegram
- gmail
- inbox
- chatwork
- groupme
- grape
- gitter
- steam
- discord
- outlook
- outlook365
- yahoo
- yahoomessenger
- mysms
- icq
- tweetdeck
- irccloud
- kiwi
- icloud
- hootsuite
- pushbullet
- riot
- socialcast
(サービスリストのソースコードより)
ソースコードはGitHubで公開されているのでチェックする事も出来ます。ElectronのWebviewと呼ばれる物を使っているのでChromeで見ているのとほとんど変わらない感じですね。
ちなみに、類似サービスにFranzという物もあります。国内ではこっちの方が有名みたいです。使い方は同様なみたいですね。
Ramboxの使い方
- Ramboxを公式サイトからダウンロードしてインストール(自動)する
- 起動したら左側から追加したいサービスを選んでクリック
- タブに表示する名前やタブの寄せ方、通知などのオプションを選択する
- 設定したら右下の「Add (サービス名)」を押してサービスにログインする
- 以後追加したいサービスがあったら一番左のタブを選んで2に戻る
こんな感じです。名前を空欄にしておけばタブにアイコンだけを表示したり出来ますし、Custom Codeのところに
setInterval(function(){location.reload();}, 600000);
と入れておけば自動更新が出来る様になるそうです(Wiki)。600000はミリ秒なので10分ですね。追加したタブをクリックしながら左右に入れ替えたりする事も出来ました。
またRamboxでは対応していないサービスを追加する事も出来るみたいです。Wikiのリンクも貼っておきます。
という訳でRamboxの紹介でした。興味のある方は使ってみてはいかがでしょうか。