どーもまるほいです。最初の飛行機といえば自転車屋でありながら100年前に飛行機を飛ばす事に成功したライト兄弟が居ました。Wikipediaによると、彼らが初めて初飛行を成功させた事を発表した際、世間を始めとしお偉い科学者や大学教授までもが「機械が飛ぶことは絶対ありえん!」とコメントを発表していたそうです。こういった話全く知りませんでした。
今日では機械が空を飛ぶのは当たり前な訳ですが、ライト兄弟みたいに自分で「これなら飛ぶだろ」と思える変態航空機を作ることが出来ないでしょうか。
出来るんです。SimplePlanesならね!
航空機を作る事が出来るSimplePlanesでは、現実に存在する航空機だけでなく自分の発想と妄想を元に航空機を作ることができます。作成したものはフォーラムに公開し、評価してもらったりする事も出来るみたいで、公開されている機体をダウンロードして、AI vs AIの戦闘やレースをさせる事も出来ます。
SimplePlanesが用意している4つのモード
SimplePlanesでは、4つのゲームモードが用意されています。
1つ目に、用意された飛行機との競争をする「Race」があります。様々な機体とレースが出来るモードですが普通に戦おうとすると負ける仕様です。なので、どの様に機体をチューニングして勝つかを考えながらレースします。AI相手でも勝ったら嬉しい。
ここで機体のカスタマイズ方法について知っておくと作れる航空機の幅が広がりそうです。
2つ目に、兵器の使い方や簡単なミッションが用意された「Combat」モード。対地兵器や対空兵器などの使い方を学びながら用意されたミッションをこなす感じです。という訳で実際に橋を破壊する夜間ミッションをプレイしたので真っ暗な動画をどうぞ(音量注意)。
ゲームタイトルにSimpleとはありますけど、ミッション意外と難しいです。もう片方の爆撃機の援護ミッションは難しくてクリア出来てません。
3つ目は、用意された難題をクリアする「Challenge」モード。航空母艦への着艦および発艦や
いかに少ない燃料で飛ばせるか、SAMミサイルをいつまで避けられるかという練習にもなりそうな感じのチャレンジが用意されています。
そしてこのゲームの醍醐味でもある「Sandbox」モードでは、何も無い状態から好きな形の航空機を作っていきます。プロペラ機やジェット戦闘機、VTOLっぽいやつなど8種類の航空機が他モード用に用意されているので、どの様に作ればいいかはそれらを参考に出来ますね。(作れるとはいってない)
実際にダウンロードして飛ばしてみた
ゲーム内でもSteamブラウザでこのサイトを開いてダウンロードするので、持ってない人でもどんな機体がアップロードされているのか確認出来ます。
それにしても航空機はもちろんヘリコプターや船?に車など結構カオスなものもありますがいくつかダウンロードしてみました。
総評
オリジナルの機械を作って操作する作品といえば、いろいろ詰め込んだロケットを遠い惑星まで飛ばすKerbalSpaceProgramや、作ったロボットでオンライン対戦が出来るRobocraftなどがあります。SimplePlanesは、飛行機を飛ばした後に何か特別な事がある訳ではありませんが、自分で作ったものや人が作ったものが空を飛ぶところ、想定してなかった動きをするというところまで面白かったです。スローモーション機能が用意されているのも個人的に◎。
まあ要はトライアンドエラーが好きな人向けって事ですね。他の人が作った作品で遊んで、それを保存して自分なりに改良してみたりなんて事も出来るので、作品を保存すればレースなどでも利用出来る点が良かったです。操作面は先程の動画を見れば分かると思いますが、キーボード操作だとちょっと難しいかなと感じるので、ジョイスティックがあれば更に面白いのかなと思います。
という事でSimplePlanesの紹介とレビューでした。記事投稿現在、Steamで1280円で発売中です。セールの際には是非!
謝辞。先日からTwitterでSimplePlanesの画像を見ていたら遊びたくなって「次買うならこれだな~」と言いまくってたら、ゲームでお知り合いになった@y_shin_kachouさんからギフトとして頂きました。ギフトありがとうございました!